2006-12-08

¥泡盛貯金¥

泡盛は1日に1円値上がりする。

我ては貯金のできない人間である。
先日も500円貯金をしようとし、貯金箱を買う。
銀行で貯金をしようとし、三文判の届出印がいやでチタンでできた届出印を買う。
貯金をしようとして、まずお金を使う時点ですでに貯金を失敗しているのだ。
しかも最近では「貯金はしない主義」などと意気揚揚とほざく始末。

ところが、そんな我てはひらめいた。
それは2年程前、とある泡盛店で泡盛を物色していた時のこと。
知っての通り、泡盛は寝かす事のできる酒である。
作られてから3年以上経過している物は「古酒」と呼び、長い年月で熟成された、香りや味わいを楽しむ事ができる。

そんな「古酒」は「新酒」と比べプレミアが付き、少々高い値段で店頭に並んでいる。
銘柄にもよるが、43度の新酒1升で2,500円前後。
それが3年古酒になると同じ度数で3,500円前後。
さらに5年古酒になると、4,500円前後。
そう、実に5年で2,000円も価値が上昇するのである。
単純に計算すれば家に置いておくだけで2,500円の物に1日1円の利息がついていく事になる。
しかも年月が経てば経つほどその価値はどんどん増していく。
そしていずれは泡盛1升が金の延べ棒に匹敵するのである。
(その頃には自分が死んでいると思うが・・・)

ここで、「安い古酒もあるじゃん?」疑問を持つ人もいるはず。
当初、我てもそんな疑問を抱いた。
でも、それには古酒の定義に関する深い訳があったのだ。
「古酒と名乗る為には3年以上寝かせた酒が全体の50%以上入っている事」
これがどうやら古酒の定義であるらしい。
つまり同じ古酒でも、本物の古酒の含有率により値段に差が出ているのである。
もちろん、値段が高ければその分含有率が多いと言う事。
100%の古酒においてはその旨が誇らしげに明記されているはずである。

そんな訳で我ての泡盛貯金は実行に移される事となった。
まず寝かせる酒選び。
これにもいくつか定義があり、
1.度数が高い事。(その方が熟成されるらしい)
2.もともとの定価が高いこと。(もともとプレミアが付いている等)
3.ラベル等で製造年月日が公式に確認できる事。
などである。
我てがそんな条件を満たす泡盛を考える事0.05秒。
すぐに思いついたのである。
それは与那国島だけで生産されている度数60度の「花酒」
(単に思い出の酒。)
売値7,000円強(クバ巻)と、初期投資は高くつくが、上記の条件をこの上なく適えており泡盛貯金には最適と思われた。
さらにこの「花酒」は、
「泡盛貯金」のみならず、「泡盛保険」まで掛けられるのである。
その訳は、万一天災等に見舞われた有事の際。
食料も無く、救助を待つ状況下に置かれたとする。しかも寒い。
そんな時このもしこの「花酒」が手本にあれば・・・
チビチビやり体の芯から温まり、栄養補給、水分補給、その上酔って楽観的に救助を待てる。
それでも寒ければ、アルコール度数が高い「花酒」は火がつくので暖をとる事もできる。
そして、これだけの度数と、泡盛本来の殺菌作用があれば、怪我の消毒もこなすであろう(予想)
まさに万能の酒なのである。

それから我が家での泡盛貯金は順調な貯蓄を積み重ね、今では押し入れ4分の1を占領し、我ての中では唯一の財産として認められるまでになった。
(もちろん花酒ばかりではない。花酒が多いと火事なった時困るので。)

しかし、難題もある。
「時が来たらどう販売するのか・・・」
「お酒の販売って免許がいるんじゃなかったっけ?」
でも、調べてみるとネットオークションなどで個人が酒を販売するのには免許は必要ないらしいのだ。
ただし、家庭で不要になった酒等が対象であり、あくまで細々と販売する場合に限るとか。
あまり大々的に販売するとお縄を頂戴する事になりそうだ。。。

ちなみに我が家最古の泡盛はというと、
自慢する訳でもないし・・・
けして見せびらかすつもりも無いけど・・・
1998年3月に入手した幻の泡盛「泡波」の4合瓶720mlである
一体いくら位の値がつくのだろう「ヒッヒッヒ・・・」

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2006-12-05

奮闘努力の甲斐も無く・・・

「鼻水くらい仕方ないよな・・・」
「でも、熱とか咳とか腹痛はやめてよ。」
「そして、君以上のウィルスは撃退してね。」
などと同居中の風邪君と密約を交わし、しばし共存する事に致しました。

でも、今日はニンニク揚げ食べて、焼肉食べて、ガーリックライスを食べて・・・

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2006-12-04

風邪殲滅作戦

先週、久米島から帰った翌日。
小雨が降る中、茨城の潮来でゴルフをやったら・・・
ものの見事に風邪をひいた。

週末は家から一歩も出る事無く、そして一度も目覚める事無く14時間睡眠。
これを昏睡状態と言ったら大袈裟だろうか。。。


今日は真っ直ぐ家に帰り、鼻の奥深くに潜み「ゲリラ鼻水作戦」を遂行しているウィルスに対抗すべく「風邪殲滅作戦」を実行する事にした。
まず、「ここは油田か?」と思うほど2台の石油ストーブを全力稼動。
そして、得意のこてっちゃんに ニンニクの芽、ニラ、キムチを大量投入。
食後すかさず風邪薬を飲み、
1本500円する「リポビタンDロイヤル」でとどめを刺す。
後は熱々の風呂で汗をかき、そのまま布団へと潜り込めばきっと明朝には健やかな目覚めが待っているであろう。
「我が免疫細胞よ、健闘を祈る。」

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