2006-08-21

讃岐うどんを認定せよ

昨夜、今朝と「さぬきうどん」を称するうどんを食べた。
昨夜の店は、チゲ讃岐うどんで、味はまぁまぁ麺も辛うじて許せる範囲のものだった。
しかし今朝、わざわざ途中下車して食べた讃岐うどんは悲惨であった。
場所は某駅の立ち食い。もともと期待はしていなかったのだが、あれを讃岐を称するのであんまりである。
先日高松でしこたまうどんを食べた我ての舌が高級化しているという説もあるが、少なくともあの歯ごたえと喉ごしは微塵も感じられなかった。
しかも、いままでこのような経験をしたことが何度もある。
これらは、「さぬきうどん」ではなく、「サ○ギうどん」といっても過言ではない。
そもそも、讃岐うどんの定義とはいったい何なのであろう。
調べてみるとちゃんとあった。
1.香川県内で製造されたもの
2.手打、手打式(風)のもの
3.加水量、小麦粉重量に対し40%以上
4.食塩、小麦粉重量に対し3%以上
5.熟成時間、2時間以上
6.ゆでる場合、 ゆで時間約15分間で十分α(アルファー)化されていること
我てはうどんの専門家でもなく、さぬきうどんに詳しい訳でもない。
これを見て何が普通のうどんと違うのかはわからんが、とにかく7番目に讃岐うどんとしてのプライドを入れて欲しい。
たとえば、讃岐うどん認定協会のようなものをつくり、讃岐うどん認定士が直接店舗で試食し、合格すればメニューに讃岐の文字が使え、「松坂肉販売店認定証」のように「讃岐うどん販売店認定証」を掲げ営業するのである。
そうすれば今日の我てみたいにがっかりする事も少なくなるだろう。
これから映画「UDON」も公開され、うどんブームがおとずれるとのうわさも一部ではささやかれている。讃岐うどん関係の方々には、1日も早く上記のような方法で、日本全国にハズレのない讃岐うどんを広めていただきたい。

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