土用の丑「ひつまぶし」@名古屋
明日7月30日は土用の丑。
「うなぎが食べたい~!」
「おっ!青春18切符売ってるやないけ~!?」
そんな訳で「ひつまぶし」発祥の地、名古屋にある元祖ひつまぶし
「あつた蓬莱軒」へと向かった。
東京を5:20に出発する各駅停車静岡行きに乗り込む。
この電車は早朝大垣よりムーンライトながらとして東京に着いた車両を静岡まで回送するための各駅停車で、ムーンライトながらに使用されているJR東海の特急車両にて運行される。
という事は青春18切符を使え普通列車のグリーン車並みのシートに座り早朝の東海道を快適に西行できるとてもお得なダイヤなのである。
むろん早起きした為、車内爆睡のまま静岡、浜松で乗り換え、名古屋の2つ手前の金山で下車。
そこから地下鉄名城線左回りに乗り3駅。
蓬莱軒本店のある伝馬町に辿り着いた。
時刻は11時30分。
東京を出てから略6時間電車に揺られ、程よくお腹も空いていた。
伝馬町の駅から徒歩5分程の蓬莱軒本店に行きやっと飯が喰えるぞ!
と思いきや、なんと2時間待ちとの事。
恐るべし土用の丑。。。
しかたなく受け付けをすませ、ひつまぶしを食べる為のひまつぶしに(オヤジギャグ!?)再び地下鉄に乗り名古屋城見物をする事にした。
梅雨明けしたばかりの名古屋城を蝉の声を聞きながら見物。
腹が減り過ぎて金のシャチホコすら旨そうに見える(ヨダレ)
2時間後には蓬莱軒へ戻らねばならないので足早に天守閣に昇り詰め、
「名古屋城落城~!」(制覇)と叫ぶと再び地下鉄で伝馬町へと向かった。
蓬莱軒に戻るとすぐに座敷へと通され、待ちに待った一言。
「ビールとひつまぶし」と注文した。
乾いた喉に瓶ビールを流し込む事2本目。
ようやくひつまぶしが目の前に姿を現した。
ひつまぶし発祥の店蓬莱軒のメニューに書いてあるひつまぶしの食べ方通りに箸を進める。
櫃の中の鰻丼をしゃもじで四等分に切る。
1回目はそのまま茶碗に入れ鰻丼として味わう。
2回目は海苔、葱、わさびの薬味を入れて味わう。
3回目は薬味に加え出し汁をかけお茶漬けにして味わう。
4回目は一番旨かった食べ方で食べる。
これがひつまぶしの正しい食べ方らしく、我てはお茶漬けが一番旨かったので、4回目もお茶漬けで味わった。
これで夏バテは無いであろう。
蓬莱軒でうなぎを満喫し、15時過ぎの電車で家路に着く。
豊橋、浜松と乗り継ぎ静岡に到着。時刻は18時11分。
蓬莱軒を後にしてから4時間程しか経っておらずあまりお腹も空いていないが待ち合わせ時間を利用してB級グルメ「静岡おでん」を食べることにした。
濃いめのタレで煮込んだ静岡おでんは酒のお供として腹が減っていなくてもつい箸が進む味。
なんでも黒はんべと言うツミレとはんぺんの中間のような物が名物なんだとか。
それにお茶の本場静岡とあって緑茶ハイが旨い。
かれこれ1時間程まったりし再び静岡駅のホームにあがると、19:35発東京行きが入線してきた。
この電車も実は東京到着後、今夜のムーンライトながらとなる特急用車両で、静岡から東京までは各駅停車として運行される為、青春18切符で乗れてしまうのだ。
お腹一杯の上快適車両でゆっくりと家路に着ける。
時刻表とにらめっこしながら旅程を練ると結構旨い旅行ができるもんだ!
次は何処へ行こう。。。
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