谷川岳登山
お盆休み初日の15日に青春18切符の旅第3段と称し草津温泉へ行ったのだが特に変わった事も無く、ただ露天風呂で寝ていただけなのでここでは省略。
そして今日は青春18切符の旅第4段として谷川岳登山に向かった。
静岡B級グルメを追い求めた今夏、少し体重が気になりだしたので、ここは1つ山登りでもして体を動かそうと言う魂胆だ。
上野を5:13に出発する高崎線の始発に乗り込み、高崎、水上と乗り継ぎ目的地谷川岳の麓にある土合駅に到着。しかし正確に記すと土合駅は麓ではなく、谷川岳の中にある。
と言うのも、この駅は「日本一のモグラ駅」として有名で、下り線の着くホームは地下深くにあり、地上の改札まで486段もの階段を登らなければならない。(ちなみに上り線のホームは地上にある)
階段を登る事15分、ようやく改札を抜けると一般道を歩き、途中遭難者慰霊塔の前を通り約25分程で谷川岳ロープウェイの土合駅に到着。
一気に標高1321mの天神平までロープウェイで上り、そこから谷川岳の山頂を目指す。
最初はなだらかな山道も、45分ほど歩いた地点から急に険しさを増す。
切り立った岩場をロープや鎖を頼りに登る所もちらほら。
しかし、このコースが一番初心者向きなのだそうだ。。。
山での遭難死者数世界ワースト1なのもうなずける。
そんな急斜面をヒヤヒヤドキドキ登る事約2時間。
なんとか2つある山頂の1つトマの耳に到着。
バッタアルピニストの我てとしては、かなり恐ろしい登山道だった。
(子供や高齢者も普通に登っていたが。。。)
【↓写真】トマの耳よりオキの耳を望む。
標高はオキの耳(1977m)の方が高いので、トマの耳に荷物を置いたまま、
片道20分ほどのオキの耳へと向かう。
両サイド切り立った崖の稜線は風が吹くと怖い・・・
ようやく両山頂を制覇した我ては、少し引き返し頂上直下にある山小屋で持参したインスタントラーメンとおにぎりで昼食。
山の上で自分で作って食べるインスタントラーメンは何故か旨い。
山小屋でキンキンに冷えているビールにもそそられたが、前記のとおりバッタアルピニストの我ては下山の安全性を考慮し我慢する事にした。
そして予定では下山道として西黒尾根を下る予定でいたのだが、山小屋の人に尋ねると今登ってきたルートより危ないので、初心者は下らない方が良いとのありがたいお言葉。
(西黒尾根を通りたいのであれば、また来た時に登った方が良いとの事)
あっさり西黒尾根をあきらめ、登ってきたルートを慎重に引き返す。
「行きはよいよい、帰りはもっと怖い。」
岩場を滑り台のようにして両手とお尻を使い下山。
無事たどり着いた天神平駅の展望レストランで待望のビールを飲み、再びロープウェイで麓まで降りJR土合駅15:32の電車で水上へ。
水上と言えば温泉。
駅から歩いて15分程の所にある「水上ふれあい交流舘」で汗を流して家路についた。
去年の秋以来の山登り。
明日は筋肉痛になる事間違えなし。
行き当たりバッタリではあったが充実したお盆休みを過ごす事ができた。
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