2007-02-14

キールナで見たオーロラ

無事スウェーデンのキールナからノルウェーのトロムソまで北極圏を横断
(大袈裟)して昨日帰国した。
今回の目的であるオーロラはキールナで2日目の夜に見る事が出来た。
初日は23時頃キールナ空港に到着し、そのままホテル周辺で空を見上げてたが晴天にもかかわらずオーロラを見る事は出来なかった。(一部の人によると深夜1時30分頃ちょっぴり見れたそうだがその頃我ては爆睡。一応90分毎に起きて空を確認していたが)
そして、運命の2日目。その日は朝から曇り空が広がっており、昼間に行ったアイスホテルのパソコンで調べたオーロラ予報では、この先数日間は出現率「LOW」となっていた。そして夕方近く、キールナの街中を散策していると風雪が激しくなり、今夜のオーロラウォッチングは略絶望的と思われていた。
しかし、夕食を終える頃いままで雪雲が垂れ込めていた空が一気に晴れ上がり、現地時間深夜1時過ぎ、気温氷点下20度の身を刺す寒さの中、奇跡とも思えるオーロラが姿を現した。(オーロラの出現と気温は関係ないが・・・)
肉眼では街の明かりも視野に入り、薄緑色の雲といった感じで、テレビや写真で見るオーロラとは程遠いものだったが、早速我てははるばる日本から持参した総重量15kgのカメラ機材から、一番寒さに強そうなマニュアルカメラ「ニコンFE」に「28mm/F2.8」のレンズを装着し、「ISO400」のネガフィルムを詰め込んで三脚に備え付けた。
カメラは「ニコンFE」の他にも、NASAと同じ仕様(NASAのやつは無重力で使う為、カメラ姿勢認識機能が無い)の「ニコンF4s」や「ソニーW1」(デジカメ)を用意していたが、この寒さでは両方とも電池の消耗が心配で補助的に「W1」を三脚へ取り付けた。(1台の三脚に2台のカメラを取り付けられるようにするプレートはかなり重宝した)
本来、メインの撮影には「F4s」にポジフィルムで行う予定だったが、前記した通り肉眼で見たオーロラはたいした事がなかったのと、ポジフィルムは露出がシビアなので、とりあえず1回目のオーロラ撮影は確実に写るであろうネガフィルムとマニュアルカメラの組み合わせにした訳だ。
オーロラ撮影の仕方については事前に専門家でもある友人に聞いたり本を立ち読みしたりと色々情報収集したが、確実と言える情報は「レンズの焦点は無限」「絞りは開放」といった事だけでシャッタースピードについては10-60秒とかなりあいまいなものだった。そこで、我ては街の明り等も考え10-30秒ほどのシャッタースピードが最適であろうと勝手に判断し、オーロラの見える方向にカメラを向け、寒さで感覚の無い手でレリーズを押し込み頭の中で20秒をいいかげんに数え手を離した。
そんな感じで10枚程適当に撮影し、その間デジカメでも何枚か撮影したが、案の定デジカメはあっけなく電池がなくなってしまった。
しかし、こんないいかげんに撮影したにもかかわらず、今日現像から上がった写真をみてビックリ。
かなりしっかり写っていたのである。デジカメの画像は昨日帰宅し、すぐにPCで見たが「肉眼よりはしっかり分かるな」と思うくらいで背景などはいかにもデジタルといった感じで、あまり満足のいく出来ではなかった。
出発前に調べた情報では「フィルムカメラよりデジカメの方が良く写る」なんて情報もあったので、フィルムカメラのほうはあまり期待していなかったのだが完璧に逆であった。(ウソツキ!)
しかも肉眼ではあまり気付かなかったのだが、写真にすると1枚1枚オーロラの動きにより全然違う絵柄になっているではないか。こんな事ならもっと気合を入れてフィルムカメラで撮影すればよかった・・・と思っても帰国した今となっては後の祭りである。
さらに、悔やまれるのは街の明りが無いところで撮影したかったという事。
実はこの写真まだまだ下にオーロラが続いていそうなのだが、これ以上アングルを下げると街の明りが強烈に入ってしまうので、これ以上カメラを下へ向けられなかったのだ。うぅぅぅ悔やまれる。。。
そして、これが肉眼でもはっきり見える強い光のオーロラであればもっと早いシャッタースピードで動きを止められたのにィーーッ!(欲張り)
そんなこんなで後悔ばかりが帰国してから沸いてくるのだが、この後トロムソでも奇跡的にオーロラの撮影をする事が出来ており、こちらはポジフィルムを使ったので、20日に現像が上がってくるのが楽しみなわけだが、雲の切れ間に出たオーロラなのであまり期待できるとは思えない・・・

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3 comments:

じ said...

おかえりなさい。
オーロラ見れて良かったね。
今度は南極で温泉でもいかが?

南米のマゼラン海峡(ドレーク海峡だっけ?)から50時間揺られたところにあるらしいよ。

ところで佐渡ロングライドの支払いは終わったのかい?そろそろ宿の予約をするよ。
なんかうちの会社のツアーがあるらしい。。。新潟からはないけど(ToT)

お said...

うわー良いなー!
ワタクシは外国語が全く喋れないので外国には全く行けないのであります…。

心残りがある方が次ぎに行く気力になるから良いんじゃね?とか適当なことを言ってみたり。

murubushi said...

>お氏
我ても外国語は苦手で・・・
「身振り」「手振り」「気合」
でなんとか切り抜けている次第・・・

まっ、相手も同じ人間な訳で、よっぽどトラブラない限りはなんとかなるもんです。
ってこの油断が実は怪しかったりして。。。